DMJ No. 50022901
学名/和名
(MJ No.)
Phaecadophora fimbriata Walsingham, 1900 スネブトヒメハマキ(アシブトヒメハマキ*)Cat.0283
標本画像
生態画像
同定

開張15-21mm. 色彩には濃淡があり, 斑紋には2型がある. ♂の後脚脛節は鱗毛を密生して太くなる.

Phaecadophora 属にはここに図説した2種のみが所属し, Saliciphaga 属に近似する. 本種が模式種である.

分布 本州(東北以南),四国, 九州, 対馬, 伊豆諸島(三宅島), 屋久島, 奄美大島, 沖縄本島, 台湾, ニューギニア, ジャワ, インド(アッサム)など広く東南アジアに分布する. 関東では平・山地にみられる
発生期 成虫は6月から, 四国では4月中旬, 屋久島では3月下旬から, それぞれ10月頃まで採集されている.
食樹・幼生期 幼虫はアラカシの葉をつづるという
幼虫画像